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箱根ラリック美術館で特別展「ヌーヴォーの灯りとデコの光」開催

特別展「ヌーヴォーの灯りとデコの光~空間で感じるイルミネーション~」

特別展「ヌーヴォーの灯りとデコの光~空間で感じるイルミネーション~」

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 宝飾とガラス工芸作家ルネ・ラリックの作品をそろえる「箱根ラリック美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-84-2255)」で現在、特別展「ヌーヴォーの灯りとデコの光~空間で感じるイルミネーション~」が開催されている。

「ベル・エポックの部屋」でルネ・ラリックの作品を紹介

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 ルネ・ラリックの作品の中からアール・ヌーヴォーとアール・デコのテーマに沿って、館内の2会場でイルミネーションを展示する同展。

 草花などの自然をモチーフとし、しなやかな曲線が特徴のアール・ヌーヴォー。この時期の照明作品を常設展示室1階にある「ベル・エポックの部屋」で紹介。マントルピースやテーブル、椅子など、アール・ヌーヴォーの家具を使用した、19世紀末の屋敷の一室を移築復元した佇まいの中で、ラリックと同時代のガラス工芸家ドーム兄弟の照明作品を合わせて展示する。

 曲線と直線を巧みに組み合わせてダイナミックに描くアール・デコ。この時代に入ると、ラリックはガラス工芸家に転身し、数多くのアール・デコ調の作品を制作。同館2階の企画展示室では、ラリックのアール・デコ作品と日本の新進気鋭の和紙照明作家・柴崎幸次さんの作品とを組み合わせて紹介。平面でありながら凹凸に見える幾何学文様が特徴の柴崎さんの作品と、凛としたラリック作品との見事なコラボレーションを楽しめる。

 開館時間は9時~午後17時。2月28日まで。入場料は、大人=1,500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上)=1,300円、中学生・小学生=800円。 2月28日まで。

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