小田原のオルタナティブスペース「旧三福」（小田原市栄町）がアパートとして利用されていた2階をリノベーションし拡張してオープンした。

築50年の味わいが生きている2階部分

　元中華料理店だった空き店舗をセルフリノベーションし2012年4月にオープンした同施設。小田原と周辺地域にクリエイティブで楽しいイノベーションを起こすことを目指し、自分らしいライフスタイルの構築を目的としている。現在、デザイン、アート、社会起業、サブカルチャー、アウトドア、環境、リラクゼーションなど多彩なテーマで活動するメンバーが同施設を拠点に活動している。

　今まで使われていなかった2階部分をリノベーション。1階にあったコワーキングスペースを2階に移動し、24時間365日使用できる体制が整った。全4部屋のうちコワーキングスペースと事務所が使用。残りの2室はテナントを募集する。

　事業を推進する山居是文さんは「オープンしてから人材の有機的な結合が大切であることを知った。旧三福のスペースがいくらかでも役立てればうれしい」と話す。