旧黒田侯爵家の小田原別邸だった小田原邸園交流館「清閑亭」（小田原市南町1、TEL 0465-22-2834）で現在、小田原産レモンを添えた「オーギョーチ」を販売している。

小田原産のレモンと相まって爽やかな味に

　「Cafe清閑亭」の夏の新メニューとして登場した「オーギョーチ」は、イチジク属のつる性植物のアイギョクシ（愛玉子）の果実を使って作ったゼリー状のスイーツ。爽やかな味が特長で夏向きのスイーツとして人気がある。

　小田原近郊を食べ歩く「小田原ナビゲーター」の村山寛明さんは「台湾スイーツの味は格別で『さっぱり夏甘味』。小田原産のレモンと相まって爽やかな味に仕上がっている」と話す。

　同館を運営するNPO法人小田原まちづくり応援団の金山摩美さんは「和風空間の清閑亭で、すがすがしく夏のひとときを過ごせるスイーツ。太陽の光をいっぱい浴びて育ったレモンがいい味を演出している。ぜひ味わっていただければ」と呼びかける。

　価格は、単品＝400円、コーヒー・紅茶セット＝600円、抹茶セット＝800円。開館時間は11時～16時。火曜休館。