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小田原ブックマーケット出店者募集始まる 本の市として定着

「小田原ブックマーケット」の様子

「小田原ブックマーケット」の様子

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 小田原で11月21日に開催される、「第3回小田原ブックマーケット」の出店者募集が始まった。主宰は、シェアスペース旧三福の運営メンバーで、「三福文庫」を運営する牛山惠子さん。

小田原ブックマーケット」のメーンビジュアル

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 小田原でカフェや小売店などを営む本好きの店主たちと協力して開催される同マーケット。1日限りの小さな本屋がメーン会場や小田原市内各所で開店する本のイベントで、今回で3回目を迎える。

 牛山さんが本のイベントに興味を持ち始めたのは、上野で開催されている「不忍ブックストリート」のメーン企画である「一箱古本市」。本のフリーマーケットで、出店者が段ボール1箱分の古本を持ち寄って販売する内容。牛山さんは「とても感動した。運営する実行委員会の南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんはすごい」と話す。

その後、鎌倉で「ブックカーニバル in カマクラ」が開催されることを知り、翌年同イベントを主宰する「books moblo」の店主である荘田賢介さんの協力を得て、企画出展として全国のリトルプレス(ZINE)を取り扱うブースを出店。「ぜひ小田原ならではの本のイベントをやってみたいと思った」と振り返る。 

 2013年には小田原で「ブックマーケット」を開催。小田原の本好きが集まり運営に協力し多くの市民が来場した。2014年の第2回では、「まちなか会場」で13店と「緑公民館会場」の19店が出店。「旧三福会場」ではイベントもおこなわれ、本のイベントとして認知されるようになった。

 「小田原には本好きが多いことを再認識した。『この次も開催してほしい』という声も多く第3回を開催することになった」と牛山さん。「古本市は本探しも楽しいが、自分の好きな本を選んで並べ、お客さんに手に取ってもらえる『出店』は格別の体験。ぜひ挑戦してみてほしい」と呼び掛ける。

 応募締め切りは10月12日。グループでの参加も可能。

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