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真鶴半島でアート企画「イトナミ美術館」 島全体を美術館に見立てて情報発信

「美しの町・真鶴」創生事業を展開する真鶴町(写真提供=真鶴町「つながる森」プロジェクト)

「美しの町・真鶴」創生事業を展開する真鶴町(写真提供=真鶴町「つながる森」プロジェクト)

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 真鶴町で現在、暮らしの中にアートを見出し、真鶴半島全体を美術館に見立てる企画「真鶴半島イトナミ美術館」が行われている。

プロジェクトリーダーの北川佳孝さん

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 地方創生加速化交付金による「『美しの町・真鶴』創生事業~文化・芸術・創作の力~」事業の一環としておこなわれている同プロジェクト。2016年4月より準備を進め、10月17日からプロジェクトサイトが発信された。

 同サイトは、マガジンハウスが運営するローカルや地域をテーマにしたウェブマガジン「コロカル」内に特設ページとして設けられ、期間中にさまざまな取り組みについて紹介。現在までに、「真鶴町立中川一政美術館に『生命(いのち)の画家』中川一政を訪ねて」、「人が集まる真鶴の酒屋『草柳商店』店主しげさん」、「真鶴の暮らしの風景に表れる『美の基準』とは?」、「ゲストハウスと出版。『真鶴出版』の新しい仕事のかたち」、「真鶴の『お林』が育む魚と人の豊かな関係」などが掲載され、期間中に30本ほどが予定されている。 

 10月18日~29日は、多彩なジャンルのアーティストを集めたワークショップ「真鶴みんなの家 プロジェクト」を開催し、アーティストたちが「お試し移住」や「ものづくり交流」を行っている。

 同プロジェクを推進するのは、博報堂で多摩美術大学の学生と共に真鶴の「御林(おはやし)」をテーマにしてプロジェクト型授業を行った北川佳孝さん、マガジンハウス「コロカル」編集長の卓也さん、「地域と写真」をテーマに、滋賀県長浜市、香川県小豆島町、長崎県、など日本各地で写真によるまちづくり活動を行い、2年前より真鶴の写真も撮り続けている写真家のMOTOKOさんらのメンバー。

 来年3月31日まで。

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