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小田原で恒例「清閑亭の雛まつり」 振り袖体験や抹茶の振る舞いも

「清閑亭の雛まつり」の様子

「清閑亭の雛まつり」の様子

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 清閑亭(小田原市南町、TEL 0465-22-2834)で現在、「清閑亭の雛(ひな)まつり」が開催され、3月に入り訪れる人が増えにぎわいを見せている。

「ほっとひといき雛まつり 抹茶のふるまい」

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 市内に在住する秋山基子さんが収集したコレクションを中心に、約100年前のひな人形、現代の段飾り、華やかなつるしひななどを展示する同コレクション。旧黒田侯爵家の小田原別邸だった清閑亭のおもむきにマッチして、来館する人々を魅了している。

 3月4日には「おとなの雛まつり 振り袖体験」が行われる。「ひな祭りに誘われてもう一度振り袖を着ませんか」と呼び掛けたところ好評で、振り袖を着てお茶を飲んだり、庭で記念撮影をしたりして楽しむ。年齢を問わず参加できるため問い合わせも多いという。開催時間は10時~、13時~の2回。定員は各回5人。参加費は3,000円。

 3月5日には「ほっとひといき雛まつり 抹茶のふるまい」が行われる。菓子店「菜の花」の高橋台一さんが見立てた道具と、同店の職人が手作りする桜餅でお茶を楽しむ趣向。もてなしをする高橋さんは「ひな祭りにふさわしい味を、お茶とお菓子で堪能してもらいたい。心に残るひとときを過ごしてもらえれば」と話す。開催時間は11時~、13時~、14時30分~の3回。定員は各回10人程度。席料は800円。

 同施設を運営するNPO法人小田原まちづくり応援団の渡辺剛治さんは「清閑亭では季節ごとのしつらえで皆様をお迎えする。3月はおひなさま。振り袖を着たり、風流なお茶会にお呼ばれしたり、いつもと違う体験を楽しめる。ぜひ来館を」と呼び掛ける。

 開館時間は11時~16時。火曜休館。入館無料。3月20日まで。

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