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小田原城でダイバーが堀の清掃 「日本一きれいなお堀」目指す

清掃作業をした「西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA)」のメンバー(写真=松下善彦)

清掃作業をした「西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA)」のメンバー(写真=松下善彦)

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 神奈川西湘地区のスキューバダイビング事業者で構成する「西神奈川ダイビング事業者安全協議会(NDOSA)」が4月12日、恒例の「小田原城のお堀清掃ボランティア活動」を行った。

清掃作業の様子

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 プロのダイバーが「日本一きれいなお堀」を目指してゴミを回収する同清掃活動。ダイバーたちは堀の中で目視でゴミを回収するため、きれいな清掃ができるという。

 ゴミの陸上への引き上げや収集・整理など、清掃作業の効率アップを図るため、恒例の市民ボランティアも募集した。

 参加したダイバーの一人は「きれいな小田原城、きれいな桜吹雪。お堀の中もきれいにしたい」と話す。堀から出たゴミは、iPhone、ノートパソコン、カメラ、財布、おもちゃのピストル、のぼり旗、単管パイプ、傘など総計250キロになった。作業中に加藤小田原市長も激励に訪れた。

 清掃終了後は、同活動を支援する小田原お堀端 万葉の湯、志村屋米穀店、峯自然園、UMEMARU Inc、MI DESIN、十二庵、mame元cafe、小田原畜産、タイ料理リムロスタイ、自然養鶏場 春夏秋冬から提供された食材で昼食を楽しんだ。

 同協議会会長の野瀬勝利さんは「この活動で大切なことは継続して行うこと。回を重ねることでお堀がきれいになると思う。日本一きれいなお堀にすれば、小田原城の魅力が増える」と話す。

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