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小田原初のタイ料理店「リムロスタイ」、感謝の気持ちを味に託して1周年

「ガパオ・ラー・カオ(鶏ひき肉のバジル炒めご飯)」。奥にあるのは片浦レモンを漬け込んだオリジナルのナンプラー

「ガパオ・ラー・カオ(鶏ひき肉のバジル炒めご飯)」。奥にあるのは片浦レモンを漬け込んだオリジナルのナンプラー

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 小田原で9月16日、地域初のタイ料理店「リムロスタイ(Lim Los Thai)」(小田原市前川、TEL 0465-25-4214)がオープンして1周年を迎えた。

小田原で初のタイ料理店「リムロスタイ(Lim Los Thai)」

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 タイ人シェフが手掛ける本格的なタイ料理がメインの同店。木浪則彦さん・佐知子さん夫婦と「プーさん」こと、タイ人シェフのプンプルック チャ チャイさんの3人が店を切り盛りする。

 木浪則彦さんは「お客さまが来てくれるか不安だったオープン前、『待ってたよ』と来てくれたオープンの日、ランチがおいしいと話題になった3カ月、ランチが常に満席になり始めた6カ月、3人では手が回らなくなった9カ月、気がつけばお客さんの笑顔であふれた1年目。本当に走り続けた日々」と振り返る。

 則彦さんによると、同店の厨房を預かるシェフのプンプルック チャ チャイさんとは外食産業での修業時代、同じ職場で働いていた仕事仲間という。来店客からも「3人の気心は一つ。忙しいランチを食べに行けば3人のチームワークの良さと味の良さがわかる」との声が上がる。

 人気メニューは「ガパオ・ラー・カオ」(980円)。タイ産のホーリーバジル(ガパオ)を使った鶏ひき肉のバジル炒めご飯で、片浦レモンを漬け込んだオリジナルのナンプラーをかけて、いろいろな味を楽しむことができ、多くの注文があるという。

 佐知子さんは「多くの方々の協力でここまでこれた。感謝の気持ちを料理のおいしさでお返ししていきたい。それが私たちの使命。新しい仲間も加わり今まで以上に良いサービスをして行きたい」と感謝の気持ちを言葉にする。

 営業時間は、ランチタイム=11時~14時30分、デイナータイム=17時~22時30分。水曜定休。ナンプラーは生産時期により、ほかの地域のレモンを使う場合もある。

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