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全日本ロボット相撲関東大会で小田原城北工業高校が健闘 全国大会出場を決める

果敢に試合に挑む小田原城北工業高校「DFショゴス」

果敢に試合に挑む小田原城北工業高校「DFショゴス」

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 「第28回全日本ロボット相撲・関東大会」が2016年10月9日、日本工業大学(埼玉県宮代町)で開催され、神奈川県立小田原城北工業高等学校(小田原市栢山)のロボット「DFショゴス」(シコ名=ダークファルスショゴス)が3位に入賞し全国大会への出場が決定した。

第28回全日本ロボット相撲関東大会で3位に入賞した小田原城北工業高校「DFショコズ」

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 ロボット作りを通して「ものづくり」の楽しさを体得する場の提供を目的に開催されている同大会。1990年より始まり、今回で28 回目を迎える国内最大規模のロボット競技大会で、参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出して勝敗を決める。

 大会は、全日本の部に140台、高校生の部は28台の合計168台がエントリー。高校生の部に同校から4台が参戦した。自立型のロボットで競われる競技に「黒百合」と「メタルギア」、ラジコン型のロボットで競われる競技に「DFショゴス」と「DFクーナ」の合わせて4台が全機能をフル回転させて勝利を目指した。

 順調に勝ち進んだのは、ラジコン型競技に出場している渡邊太一さん(高校3年)と滝本暁士さん(高校2年)の「DFショゴス」。埼玉川口工業高校「龍田改」、埼玉春日部工業高校の「黒兎3号」に勝利しベスト4入り。準決勝で埼玉県立越谷総合技術高校「越双鬼-黒」と対戦したが退敗。3位決定戦で群馬新田暁高校の「天照」と対戦して3位を獲得し全国大会への出場を勝ち取った。

 同大会事務局長の金井健さんは、同校の健闘を見て、「小田原城北工業高等学校は、大会事務局が開催した公開練習にも熱心に通い、ロボットが壊れることを恐れずに取り組んだ成果がでた。全国大会でも優勝を目指して頑張ってほしい。全チームに努力と真剣さが感じられとても良い地区大会だった」と参加チームにエールをおくった。

 高校生の部の全国大会は11月27日、ものつくり大学(埼玉県行田市前谷)で行われる。

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