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小田原の農園でサラダカブ「もものすけ」 サクサク感と甘みが好まれる

サラダやマリネに向いているカブ「もものすけ」

サラダやマリネに向いているカブ「もものすけ」

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 小田原近郊で野菜を生産・販売する「はなまる農園」(小田原市東町、TEL 0465-34-8701)は現在、サラダカブといわれる「もものすけ」を販売している。

赤い外皮に切込みを入れると手で簡単に皮がはがれる

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 年間150種類以上の無農薬野菜などを、小田原箱根地域のホテルやレストランに提供している「はなまる農園」。安全性が高く、本来の野菜の味が生きているため、シェフや来店客から高い評価を得ている。

 今回、出荷が始まったのはサラダやマリネ向けの中カブとして需要が増加している「もものすけ」。柔らかく、みずみずしく、甘いためサラダなどの生食として活用されている。赤い外皮に切込みを入れると手で簡単に皮がはがれる特徴があり、レストランなどで盛り付けに工夫を凝らしてサーブしているところも多い。

 はなまる農園の石井久喜さんは「サクサクとした感触と品のある野菜の甘さが評価された。グルメ志向の強い客層を持つ店舗からの引き合いが増加。家庭での需要も増えている」と話す。まるで桃のような色に注目しているシェフも多く、ニーズに対応できるように生産を加速するという。

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