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東大みかん愛好会、小田原で「湘南ゴールド」収穫 消費拡大目標に

湘南ゴールドの収穫作業に参加した「東大みかん愛好会」のメンバー

湘南ゴールドの収穫作業に参加した「東大みかん愛好会」のメンバー

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 日本で唯一のミカンに特化した大学サークル「東大みかん愛好会」が2月13日、小田原市荻窪の「UMEMARU Inc」の畑で神奈川県の湘南・西湘地域で生産されているかんきつ類「湘南ゴールド」を収穫した。

収穫作業の様子

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 全国のミカンの消費量を上げることを目標にさまざまなイベントの実施や取り組みを行っている同愛好会。活動が評価され生産者からも消費者からも喜ばれているという。

 「湘南ゴールド」は、神奈川県農業技術センター・根府川分室で「ゴールデンオレンジ」と「温州ミカン」を交配して誕生したかんきつ類。糖度が高くすっきりした爽やかな甘味が特徴で、小田原近郊で栽培されている。

 当日は、収穫の前に「湘南ゴールド」を使ったエナジードリンク「湘南ゴールドエナジー」の今後の展開と果実についての説明を「UMEMARU Inc」の守屋佑一さんが行った。守屋さんは、湘南ゴールドの持つネーミングの意味、開発過程、現在の生産量についての情報を提供。湘南ゴールドの加工品についての戦略と今後の方針を説明した。

 愛好会のメンバーは、湘南ゴールドの果実を初めて食べた学生も多く、「黄色い外見からは想像もできないくらい甘くさわやかでおいしい」「もっと生産量が増えて生果も購入できるところが増えてほしい」などの感想が聞かれた。

 ミカンが好きなメンバーだけに、収穫作業は丁寧で早く順調に終了。今年製造される「湘南ゴールドエナジー」に使われる。

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