小田原の神社で「例大祭」-生のブリを飾ったみこし登場

小田原駅前に「つっかけ」るみこし

小田原駅前に「つっかけ」るみこし

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 小田原周辺の5神社(松原神社、大稲荷神社、山王神社、居神神社、下府中神社)で5月5日、「例大祭」が行われ、地域のみこしが神社への宮入を前に盛り上がりを見せている。

生のブリを飾った「魚がし」地域のみこし

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 小田原総鎮守である松原神社例大祭の宮入は、あらかじめ決められた順番に従って松原神社に向かう。先陣は木遣り手が唄う「木遣り歌」。続いて「小田原担ぎ」という独特の方法でみこしが担がれて神社に入る。松原神社氏子町内のみこしには勢いがあるといわれ、かけ声と共に疾走する「つっかけ」の姿に、多くの観覧者もかけ声をかけ盛り上げる。城下町・海の町らしい宮入の光景が見られる。

 それに先立ち、神社のみこしは、デッキなどで多くの観光客が見守る中を小田原駅前に登場。JR東海・JR東日本・小田急電鉄・箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道の5人の駅長が出迎えた。

 先日、ブリの大漁が続いた魚がし地域のみこしには、今年も生のブリが飾られ注目を集めた。各地域のみこしはそれぞれの趣向を凝らして夕方に松原神社に宮入をする。今日の夜まで市内は祭り一色となりゴールデンウィークを「例大祭」が締めくくる。

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