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小田原で「蒔絵」テーマのトークイベント-地元出身の職人招き魅力語りあう

それぞれ個性ある5人の家族スタッフで蒔絵の企画・デザイン・製作をしている「漆工芸大下香仙工房」

それぞれ個性ある5人の家族スタッフで蒔絵の企画・デザイン・製作をしている「漆工芸大下香仙工房」

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 小田原のオルタナティブスペース「旧三福」(小田原市栄町)で12月15日、小田原市出身の蒔絵師(まきえし)・大下香征さんを招いてのトークイベントが開催される。

高度な技術を培ってきた蒔絵

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 「okeba gallery & shop」(茅ヶ崎)、「REVENDEL」(茅ヶ崎)、「OISO1668」(大磯)と連携を組んで行われている「暮らしの教室」の一環として開かれる同トークイベント。今回は、海外に類例のない日本独自の漆芸技法で、古くは日本の奈良時代の正倉院宝物に初例がある日本の伝統工芸「蒔絵」にスポットを当てる。1894年に加賀蒔絵工房を開いてから5代に渡って蒔絵を作り続けている「漆工芸大下香仙工房」(石川県加賀市二子塚町)が協力する。

 当日は、いくつかの作品を用意。「蒔絵とはどんな物なのか」、「どのような思い出蒔絵師になったのか」などのインタビューも行う。ゲストの大下さんは「幼なじみが会場に来ると恥ずかしい」と照れをみせているというが、同企画を主催し自らも幼なじみの渡邊実さんは「大下香征さん(小田原居住時は越野正之さん)は中学生の時から人とは違う何かを持っているとは感じていた。きっと楽しいトークイベントになると思う」と話す。同施設を運営する山居是文さんは「大下さんの人柄と魅力を知る意味からも幼なじみの協力を得たい」と話す。

 開催時間は、19時~21時。参加費は1,000円。

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