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箱根路を大手町に向けて21本のタスキ激走 輝く光の中をゴール目指して力走

青山学院大のアンカー渡邉利典(4年)

青山学院大のアンカー渡邉利典(4年)

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 第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路も青山学院大が安定したレース展開でトップを維持してゴールし2年連続で総合優勝した。

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 ゴール目指して走る青山学院大のアンカー渡邉利典(4年)は、10区・六郷橋を渡ると、きりりとして表情で脚を早めていた。優勝を確実に手に入れるための緊張感がみられ、見る側にもそれが伝わり応援する人々から「さあ。優勝だ」「そのままそのまま落ち着いて」などの声が聞こえていた。

 全日本との連覇を目指していた東洋大の10区は、渡邊一磨(4年)。南西から差し込む太陽の光の中を背中に受けて、まぶしいほど輝いて走っていた。3位を走る駒澤大学の中村佳樹(3年)は、苦しいレース展開の中からよみがえり3位を死守しながらも更なる挑戦にあふれた走りを見せていた。

 2日間にわたって開催された「第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」。沿道で応援する多くの人々にさわやかなドラマを見せていた。

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