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神奈川県西部地域で種モミの審査 県推奨品種「さとじまん」ほぼ合格

種子用モミの品質審査風景

種子用モミの品質審査風景

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 JAかながわ西湘農業協同組合(小田原市鴨宮、TEL 0465-47-8125)は11月22日、開成事業所で水稲(すいとう)の種子用モミの品質審査を開始した。

「さとじまん」のモミ

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 当日審査が行われた品種は神奈川県の推奨品種「さとじまん」。「関東175号」と「越南154号」から誕生された品種で、種子の一粒が大きく、雨や風にも強い特性を持ち、味も良いと評価されている。西湘地域では給食にも使用されている。

 22日は、2人の生産農家が審査を受け、栽培面積50アール(5000平方メートル)で125袋がすべて種モミとして合格になった。11月29日現在では、2万2000袋の審査が終了。同組合の市川知明さんは「今年は雨が多く、育てるのが難しい品種もあったが審査は合格点がほとんど。『さとじまん』は、頑張ってくれて収穫量も味も良いできばえ。神奈川県西部地域の環境には適していると思える」と話す。

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