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城下町・小田原の桜が「春爛漫」 まもなく桜吹雪と花いかだ

小田原城の天守閣と桜(撮影=松下善彦)

小田原城の天守閣と桜(撮影=松下善彦)

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 「日本さくらの名所100選」にも選ばれている小田原城址公園を中心に現在、長興山のしだれ桜など桜の名所が多い小田原の桜が見ごろを迎えている。

MAZDAターンパイク箱根の桜のトンネル

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 小田原城址公園(320本)、城山公園(約350本)、西海子小路(51本)、長興山しだれ桜(1本)、ターンパイク(約1000本)、おかめ桜の里(約500本)、わんぱくらんど(約300本)、フラワーガーデン(約80本)、富士見の桜土手(約30本)、国立印刷局(約500本)、田島桜の里(約450本)、沼代桜の馬場(約70本)、しらさぎ会館横(60本)など多くの桜が満開となり、海風や山風に吹かれて幻想的な花吹雪となっている。

 小田原城址公園には、多くの花見客が訪れてにぎわいを見せている。今夕からは、市民が自主的に企画した「小田原大宴会」が開催される。小田原城の天守閣と桜を楽しみながら自由に楽しむ趣向で、各自が食べたい食品や飲みたい飲料を持ち寄り、出入り自由、飛び入り参加歓迎、会費なしで開催される。世話役の中川あゆみさんは「昨年から始まった企画でオープンで自由なイベント。小田原の歴史的な資産に感謝しながらひとときを楽しむ」と話す。

 MAZDAターンパイク箱根では、「桜のトンネル」を楽しむ多くの人々が桜のドライブを楽しんでいる。同社の永井隆さんは「沿道にある1000本の桜が見ごろ。特に『桜のトンネル』では、桜を見ながら幸せになることと、交通安全を祈って欲しい」と話す。

 小田原城のお堀には、散った桜が作り出す「花筏(いかだ)」が時に見られている。桜の季節が過ぎると城下町小田原に本格的な春が来る。

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