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箱根・芦ノ湖畔の藤棚がライトアップ 薄紫の花が夕暮れに映え評判に

2株の藤で作られる藤棚

2株の藤で作られる藤棚

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 芦ノ湖畔にある「箱根ホテル」(箱根町箱根)で、藤の花が5月上旬から開花し、ホテル宿泊客や観光客を喜ばせている。

ライトアップされた藤棚

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 箱根ホテル庭園内にある2株の藤で作られる藤棚。その花が「美しい」と宿泊客の間で広まり、昨年より日没からライトアップを開始。梅雨の間まで咲き誇る藤の花を楽しむことができる。初夏の日差しを浴びながら芦ノ湖から吹く風に花序(かじょ)を揺らし、夕方からはライトアップされ幻想的な景色を見せている。芦ノ湖に面した藤棚は、ホテルのロビー、レストラン、客室からも眺められ、認知が広まった。

 箱根ホテルの久保寺伸彦さんは「口コミで広がりライトアップの時刻になると藤棚の花を見に来館される方もいる。レストランからの眺めが良く食事を味わいながら夕暮れの藤の花を楽しめる」と話す。

 久保寺さんは今年の6月で創業95周年を迎えるホテルの歴史の中で、いつ頃に植栽され、いつ頃から花を付けるようになったのか知りたくなり、ホテルの先輩方に問い合わせをして調べている。現在の建物は25年前に建設。「その時には既に藤があったという話もある」と、歴史をたどりながらホテルの生い立ちまで調べを進めている。

 久保寺さんは「梅雨入り前の新緑映えるこの時期に箱根ホテルの『藤棚』をぜひご覧いただければ」と来館を呼び掛ける。

 点灯時間は日没~22時。5月20日ごろまでの予定。

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