幻想的に光るキノコ「ヤコウタケ」が観光客を魅了-箱根湿生花園

和名=ヤコウタケ(夜光茸)。通称=グリーンペペ。

和名=ヤコウタケ(夜光茸)。通称=グリーンペペ。

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 箱根湿生花園(箱根町仙石原)で現在、光るキノコ(ヤコウタケ)が特別展示されており、訪れる観光客を魅了している。

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 ヤコウタケ(夜光茸)は、ミクロネシア・ポリネシアと東南アジアの熱帯地域に自生する発光性のキノコで、国内では八丈島などの太平洋側の亜熱帯域に生息している非常に珍しいキノコ。大きいものは傘の部分が500円玉ほどの大きさになる。日中は全体が白色をしているが、暗闇の中では幻想的な緑色の光を放ち、その明るさは光るキノコの中では世界一と言われている。

 同園の中村忠仁副園長は「今年は梅雨時期の気温の変化が激しかったため、展示が梅雨明けまでずれこんでしまったが、去年に比べて今年は発生本数が多く非常に明るい状態であり、光の近くであれば文字を読むことができるぐらい。ぜひこの機会にご覧いただきたい」と話す。

 開園時間は9時~17時。入園料は、大人=700円、子ども=400円。10月中旬まで。

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