鎌倉時代の東海道でヤマトタケルが越えた道ともいわれる足柄古道にある「万葉うどん本店」(南足柄市矢倉沢、TEL 0465-73-0511)に現在、紅葉とうどんの両方を味わう散策コースとして多くの人が訪れている。
讃岐うどんの本場、四国高松で修業した店主の和田博文さん。1986(昭和61)年に開業し,
今年で24年目を迎える同店。味へのこだわりとして、夕日の滝の湧き水を使用して麺を手打ちし、注文後に麺を切り、独特の味とコシを作り出している。
40席ある店内はこの時期、休日になると満席状態に。特に紅葉の季節には多くの人が訪れ時には行列もできる繁盛ぶりだ。「湯うどん」「ざるうどん」(共に500円、おかわり100円)が人気メニューとなっている。
和田さんは「店を大きくするよりメニューの一つひとつを大切にしてブランド力を高めていきたい」と話す。マイ箸持参でうどん1玉をサービスしている。
営業時間は11時30分~19時(日曜・祝日は11時~)。木曜定休(祝日の場合は営業)。