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箱根仙石原のススキが見頃 太陽の光と秋風にゆらりゆらり

初秋の風に揺れる箱根・仙石原のススキ

初秋の風に揺れる箱根・仙石原のススキ

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 「神奈川の景勝50選」に選ばれた箱根仙石原のススキが見頃を迎え、初秋の風に揺れる光景が訪れる人々の目を楽しませている。

毎年多くの観光客がススキを堪能する

 江戸時代初期まで「千石原村」という地名だった仙石原。樹木もない広大な原野が広がっており、開墾すれば千石もの穀物が採れるということから名付けられたといわれている。

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 しかし、土壌が火山灰で湿地のため「千石」もの収穫は無理で、やむなく屋根葺(ぶ)きに使う茅(かや)を出荷して生計を立てていた。この茅がススキ。今は人々に秋の絶景として喜ばれているが、昔は生活の大事な糧だったといわれている。

 仙石原のススキを楽しむにはススキ草原の中央にある一本道を歩くのが一番。真ん中だからこそ見渡す限りススキが広がる光景を鑑賞できる。太陽の光を受け秋風がススキをゆらりゆらりと揺らし、晩秋になると黄金の輝きが動き回り幻想的な一幕を見せてくれる。

 ススキが映える時間を知る人は日程を調整して夕方にも訪れ、夕日を浴びて黄金色に輝くススキを楽しんでいる。見頃は11月後半まで。