小田原に住む若いクリエーターやプランナー、フリーランスのためのコワーキングスペース「旧三福」(小田原市内栄町)が4月14日、竹の花商店街にオープンした。
運営するのはヌースフィアデザインレイズ(東京都港区)。小田原市内の中華料理店「三福」をリノベーションして事業化したため、「旧三福」と名付けた。小田原出身在住の山居是文さん(同社取締役・プランナー)が事業を統括する。
同スペースの運営時間は平日9時~18時。平日18時以降と土曜・日曜の終日はイベントスペース&カフェバーとして利用する。アメリカで発祥した2000年ごろにコワーキングを「9 to 5 group」とも呼んだことや、「メリハリ付けて仕事をしよう」という趣旨から時間限定で運営。メンバー主催によるイベントを定期的に開くほか、ライブラリー「三福文庫」も設ける。
山居さんは「小田原にクリエーターやプランナーが自由に集まれる場所が欲しかった。互いに刺激し合い、時には協働もありうる関係の中で仕事をしていきたいと考える人は多い。ここが実験と発信の場所になるようにしていきたい」と話す。
料金は1カ月1万円。1日1000円の「お試し」システムも用意する。