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小田原の製菓店で「ヘキセンハウス」 ウィーンのクリスマス飾りをケーキに

クリスマスケーキ「ヘキセンハウス」

クリスマスケーキ「ヘキセンハウス」

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 ナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」(小田原市小八幡、TEL 0465-43-2364)は現在、ドイツやオーストリアでクリスマスの時期に飾るクッキーの家をケーキで表現したクリスマスケーキの予約と販売を行っている。

ウィーンで手に入れた型を使ったクルミ割り人形クッキー

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 「暖かいお家で心温まる聖夜」をコンセプトにして開発した同ケーキ。「ヘキセンハウス」(5号、3,990円)と命名されている。オーナーパティシエールの大和田芳実さんは「ほわほわのココアスポンジと、シトロンのオリジナルブレンド・オーガニックチョコレートと生クリームで家を作り、雪だるまとりんごのコンポートを添えてクリスマスを表現した」と話す。

 東京、フランスでパティシエとして修行して店舗をオープンさせた大和田さん。今回のクリスマスケーキの開発に当たって、さらに製菓技術を磨くためオーストリアのウィーンで研修を実施。伝統のザッハトルテやシュトーレン、りんごのケーキ、焼き菓子などをマイスターから指導を受けて技術を確かなものにした。

 研修期間中、大和田さんはカフェやケーキ店と、この時期ならではのクリスマスマーケットを視察。ウィーンの道具屋でクルミ割り人形のクッキー型を見つけて入手。クリスマス用のクッキーとして販売(1個250円)する。

 大和田さんは「お菓子を食べたら世界中が幸せになれることを信じてパティシエになった。今年のクリスマスケーキを味わっていただいて、幸せなクリスマスになるように願って作り続けていく」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~16時30分。

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