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箱根海賊船が「ファミリークルーズ」 就航60周年を記念し3日間運航

「ファミリークルーズ」で運航する7代目最新の海賊船「クイーン芦ノ湖」(撮影=高橋渉)

「ファミリークルーズ」で運航する7代目最新の海賊船「クイーン芦ノ湖」(撮影=高橋渉)

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 小田急箱根が運航する箱根海賊船が7月13日~15日、海の日に合わせて小学生以下の子どもたちと家族を無料で招待する「ファミリークルーズ」を特別運航する。

箱根海賊船内観

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 一般社団法人日本旅客船協会が実施する「海の日小学生乗船無料キャンペーン」に賛同して、2013(平成25)年から「海の日」(7月13日)と「こどもの日」(5月5日)に実施してきたファミリークルーズ。今年は初代海賊船「パイオニア」の就航から60周年を迎えることから「海の日」の運航日を3日間に拡大した。

 運航船は7代目となる最新の海賊船「クイーン芦ノ湖」。当日は10時30分に箱根町港を出港し、富士山や箱根神社の「平和の鳥居」など芦ノ湖の風景を約30分楽しみ、箱根港に帰港する航程。

 箱根海賊船を撮り続け乗船回数も多い写真家の高橋渉さんは「海賊船には子どもたちが夢を持って楽しむことができるファンタジーなところがある。海賊船の船長になりきったり、富士山や箱根の山に魅せられたりして過ごす子どもたちの姿がほほ笑ましい」と話す。

 小田急箱根で営業企画部と運輸本部船舶部を担当する石川将哉さんは「初代海賊船パイオニアの就航から60周年を迎えた。毎回好評のファミリークルーズは3日間に拡大し、楽しんでいただく。これからも子どもたちに夢のある船旅を届けていきたい」と意欲を見せる。

 6月26日に予約を始めており、各日350人、3日間合計で1050人が乗船して運航する。

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