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花王コスメ小田原フェニックスがソフトボール選手権で優勝 8年ぶり2回目

8年ぶり2回目の優勝を果たした花王コスメ小田原フェニックス(撮影=日本ソフトボール協会)

8年ぶり2回目の優勝を果たした花王コスメ小田原フェニックス(撮影=日本ソフトボール協会)

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 全国各都道府県・各地区予選を勝ち抜いた32チームで競われた「第64回全日本実業団女子ソフトボール選手権大会」で、花王コスメ小田原フェニックス(小田原市寿町)が8年ぶり2回目の優勝を果たし、7月28日に小田原に凱旋(がいせん)した。

初優勝は2016(平成28)年「第56回全日本実業団女子ソフトボール選手権大会」

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 全日本実業団女子ソフトボール選手権大会は1961(昭和36)年に創設。企業内で活躍するソフトボールチームの日本一を決める実業団チーム頂上決戦で、毎年熱戦が繰り広げられている。

 花王コスメは1984(昭和59)年に設立され、41年の歴史を持つチーム。チーム設立当時の代表的な香水ブランド「火の鳥」の英語「フェニックス」を冠したチーム名で、チームスローガンは「Challenge Everything」。同大会では、2016(平成28)年に行われた第56回大会で優勝した実績があり、今回は2度目の決勝戦への挑戦となった。

 対戦するのは、花王コスメと同じく日本女子リーグのサファイアセクションに所属する大和電機工業(長野)で昨年に続く連覇を目指す強豪チーム。両チームとも日本女子リーグのチームで、サファイアセクション2位・3位の対戦となった。

 8年ぶりの栄冠を目指す花王コスメは、リーグで防御率0.22でサファイアセクション投手ランキング1位の栗原ななみ投手が先発。花王コスメは3回表の攻撃で3点を獲得しリードした。連覇を狙う大和電気も再三走者を出し、塁上をにぎわすも栗原投手を崩せない中、花王コスメが5回表と6回表に1点ずつ加えた。大和電機は1点を挙げるも反撃は続かず花王コスメが優勝。表彰状、優勝旗、優勝杯、優勝メダルが授与され、栗原ななみ投手はMVPに選ばれた。

 花王コスメのスタッフは「2度目の優勝。とてもうれしい。暑い中、応援に駆けつけてくれた人々、審判、運営管理者に感謝したい。今回の優勝は私たちを支えてくれた人々のおかげ。喜びに浸るのではなく、まもなく始まるリーグ戦第3節に向けて準備を始める」と気持ちを引き締める。

 リーグ第3節(栃木大会)は8月31日に始まる。花王コスメは今回、優勝を競った大和電気と対戦する。

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