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箱根美術館の紅葉が見頃 庭園「神仙郷」回遊路で秋の彩り楽しむ

庭園「神仙郷」の紅葉

庭園「神仙郷」の紅葉

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 強羅にある箱根美術館(箱根町強羅)が立つ「神仙郷」の紅葉が11月下旬から見頃を迎え、訪れる人は晩秋から初冬の季節美を楽しんでいる。

庭園「神仙郷」内の「石楽園」の紅葉

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 箱根芦ノ湖畔から標高の低い地域に進んでいく「紅葉の山下り」は、気温の低下に伴い強羅地域を紅葉色に染めた。岡田茂吉(1882年~1955年)によって、1944(昭和19)年~1953(昭和28)年に造営された庭園「神仙郷」。箱根の紅葉スポットとして知られている。

 庭園内には、「築山」「渓流」「瀧」「園路」などを組み合わせて回遊を楽しみながら「石楽園」「苔庭」「竹庭」「神山荘(旧藤山雷太別荘)」「観山亭」「日光殿」「箱根美術館本館・別館」「茶室・山月庵」などを巡ることができ、多様な紅葉の風景を見られる。

 箱根美術館の松尾義博さんは「名勝『神仙郷』と『箱根美術館』では、イロハモミジ(いろは紅葉・伊呂波紅葉)をはじめとする400本以上のモミジが植栽され、紅葉の名所として多くの人でにぎわっている。緑、黄色、オレンジ、赤色のグラデーションの紅葉と、真っ赤に色づいたさまざまな葉が重なり合い、最も輝く時を迎えている。ぜひ早めに来館していただければ」と呼びかける。

 開館時間は、4月~11月=9時30分~16時30分、12月~3月=9時30分~16時。茶室真和亭(開席時間)=10時~15時30分。木曜休館。観覧料は、一般=1,430円、高校・大学生=660円、中学生以下無料。

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