1月1日6時50分過ぎに昇る「初日の出」を迎えるため、標高1356メートルの箱根駒ケ岳山頂は多くの人でにぎわいを見せた。
山頂からは、南アルプス、富士山、伊豆、湘南までの大パノラマの中を相模湾方向から昇り幻想的な自然のドラマが展開される。併せて、富士山が初日の出により赤く染まる「紅富士」も楽しめる。
山頂には箱根神社の奥宮(おくみや)である「箱根元宮(もとみや)」があり、初日の出に合わせて初詣もできる。箱根園駅から駒ケ岳山頂駅までの全長約1783メートルを約7分で結ぶ「箱根駒ケ岳ロープウェー」が早朝運転を実施することから新年のスポットとして注目され訪れる人も多くなった。
箱根園の曽我紅輝さんは「今年の初日の出は天候も恵まれ水平線からの日の出を見ることができ、富士山が太陽の光で赤く染まり無限のパワーを感じた。4月にはロープウェーのリニューアルオープンも控えている。ぜひ箱根園と箱根駒ケ岳にお越しいただければ」と話す。