小田原市と地域団体が12月12日、割引などのクーポン機能付きの「小田原手形」を限定発売し話題を呼んでいる。
同商品は、同市と小田原市商店街連合会、箱根物産連合会が協働し実施している「小田原ブランド元気プロジェクト」が、街なかの回遊性や再来率の向上などを目的として発売したもの。
同地域の伝統的工芸品である箱根寄木細工で作った携帯ストラップ型アクセサリーに、飲食店や物販店などでの割引やプレゼントなどのさまざまなサービスが受けられるクーポン機能が付いているのが特徴。
手形本体には、同プロジェクトのホームページを携帯電話で読み取れるQRコードを彫り込んであり、サービス参加店舗を検索する際の利便性も加えた。
同プロジェクト担当者は「現在、主に小田原駅周辺の58店舗が参加しており、今後も引き続きサービス提供店舗を募集し、より効果的に活性化につなげていきたいと考えている」と話す。
価格は500円。1,500個の限定生産品。