富士屋ホテル(箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-2211)は11月3日から、「和菓子・孫三」(箱根町木賀)と共同で開発した江戸時代の餅菓子「銅鑼(どら)もち」を販売する。
箱根の峠を歩いて越える旅人の疲れを癒やすために、峠の茶屋で餅の中に餡(あん)を入れ、焼いて売っていた。両社は協力してこの菓子を再現。餅づくりに欠かせない水は「和菓子・孫三」の裏山から湧き出る「嬰寿の命水」を使う。国産のみの原材料で作るという。
同ホテル広報担当の趙(ちょう)さんは「一つ一つ丁寧に作り上げている。本物の味をぜひ味わってほしい」と話す。
価格は1,260円(6個入り)。同ホテル内のロビー店のみで販売。