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小田原城址公園にパンダ柄のカモ「ミコアイサ」 お堀に飛来し人気集める

小田原城の堀に飛来した「ミコアイサ」(1月7日撮影=松下善彦さん)

小田原城の堀に飛来した「ミコアイサ」(1月7日撮影=松下善彦さん)

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 小田原城の堀に目の周りが黒くパンダを思わせる顔をしたカモの一種「ミコアイサ(巫女秋沙)が昨年12月下旬から飛来し、訪れる人の目を楽しませている。

小田原城の堀にパンダガモを見学に来た人

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 カモ科ミコアイサ属に分類されるミコアイサ。日本国内では冬鳥として全国的に見られるが、九州以北に越冬のため飛来することが多い。名前は巫女(みこ)の白装束に由来し、目元の黒がパンダを思わせることからバードウオッチングを楽しむ人々から「パンダガモ」と呼ばれるようになった。

 小田原城の堀に飛来したのは雌と雄の2羽。その姿をカメラに収めようと、多い日には20人近くの人がレンズを向けている。見学に来た人からは「今年初めて飛来したのではないかと思うが確かではない」「これからも飛来してもらえれば」などの声が聞かれた。

 小田原城総合管理事務所では、「1月30日の朝にも堀を優雅に泳ぐ姿が確認できている」という。

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