小田原市の尊徳記念館(小田原市栢山、TEL 0465-36-2381)で11月28日、二宮金次郎(尊徳)像の出発式が行われる。
同イベントは、今年6月に日本人ブラジル移住100周年を記念し松沢成文神奈川県知事がブラジルを訪問したことを契機に、サンパウロにある神奈川文化援護協会から近代日本文化の象徴として「二宮金次郎の像」を寄贈してほしいとの要望があり、現在そのための募金活動が行われているが、11月28日に出発式を開催することになった。
当日は、松沢成文神奈川県知事、加藤憲一小田原市長、報徳博物館の草山昭館長が出席し、呼びかけ人代表あいさつ、寄贈者あいさつ、ブラジルから「イペの木」の贈呈(小田原市内に植樹予定)などの式典が行われる予定。
「二宮金次郎像ブラジルに渡る」プロジェクト実行委員会の牧下さんは「二宮金次郎は当県に生まれた偉大な思想家であり実践家。ブラジルで頑張っている日系人の心の支えになれば」と話す。
開催時間は13時~13時30分。