「小田原まちなかプチ朝市」が2月24日、緑一番商店街の平井書店駐車場(小田原市栄町1)で開催され、自然酵母パン店「ヴァイツェンさえ」が初出店する。
今回は、小田原で自然酵母でパンを作っている「WEIZEN SAE(ヴァイツェンさえ)」が初めて出店する。店を持たずにオーダー形式で営業する同店。知る人ぞ知るパン屋だが店を開かないため「まぼろしのパン」とも呼ばれているという。自然素材を吟味して焼き上げるため「香りが豊かで味わい深い」と小田原市内外にリピーターが多い。
現在、予約が多く、2~3種類のオーダーしか受けられない状態が続いている。同朝市には素材にこだわる店舗が多く出店していることから販売をすることになった。
店主の神戸さえさんは、パン・洋菓子研究家の島津睦子さんが主宰するパン教室で本格的なパン作りを習得後に工房を作り、パンの販売を始めた。「地域の素材と天然素材の力をお借りしてパンを焼いている。今回は朝市にも出店している『なんくる農園』の小麦粉と有機野菜や、『志村屋米穀店』の米粉を使用したパンを用意している」と話す。
開催時間は7時30分~9時30分。