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箱根・芦ノ湖畔の古民家アートスペースで伊賀「土楽窯」作品展

伊賀・土楽窯による「土楽展」で展示される作品例

伊賀・土楽窯による「土楽展」で展示される作品例

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 箱根・芦ノ湖畔にある古民家アートスペース「箱根やまぼうし」(箱根町箱根、TEL0460-83-1288)で5月26日から、伊賀・土楽窯による「土楽展」が開催される。

古民家アートスペース「箱根やまぼうし」

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 伊賀の良質な土から丁寧にろくろで作られた器を展示する。伝統を重んじ、伊賀焼本来の土と上薬を使い職人の手作りを守り続けている土楽窯。ぬくもりのある素朴で自然な風合いを持ち、月日を重ねるごとに、それぞれに微妙に異なる表情を見せていく特長でも知られる。

 同窯の7代目当主である福森雅武さんは「生活と仕事が分離したところに美しいものは生まれない」と自身のポリシーを語る。伊賀の自然を感受しながら、「花を生け、料理をし、骨董(こっとう)を愛(め)でる」福森さんの暮らしぶりは、随筆家の白洲正子さんに「新しい茶人」と称された。

 同展では、土楽窯の代表的な「黒鍋」をはじめ、文福鍋、ポトフ鍋、食器類、酒器などを紹介する。

 展示は11時~17時。入館料は500円。6月2日まで(5月29日は休館)。

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