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激走する箱根路・青学大が制し往路初優勝-第91回箱根駅伝【往路】

第4区を快走する青学大1年の田村和希(右)。徐々にスピードを加速し明大を抜いて2位に入る。写真は明大の松井智靖(4年)を抜きにかかる直前の様子

第4区を快走する青学大1年の田村和希(右)。徐々にスピードを加速し明大を抜いて2位に入る。写真は明大の松井智靖(4年)を抜きにかかる直前の様子

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 第91回 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で、昨日の雪が残る 「箱根路」を、青山学院大学のエース・神野大地(3年)が1時間16分15秒の区間賞で快走し往路初優勝を手にした。往路タイムは5時間23分58秒。

「山登りの5区」にタスキをつなぐため4区をトップで力走する駒大の工藤有生(1年)

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 2位は総合優勝を狙う明大。3位は2年連続の総合優勝を目指す東洋大。駒大は往路で健闘するも山登りの5区でブレーキがかかり4位となった。倒れながらも懸命にゴールを目指す馬場翔大(3年)に、沿道から「がんばれ」の声援が上がった。

 昨年の90回箱根駅伝で5位、全日本で3位と好成績をたたき出し快進撃をしている青学大。1区で2位、2区と3区で3位、4区で2位と好位置をキープし5区でトップに躍り出てそのままゴールした。4区で2位に浮上させた田村和希(1年)は、54分28秒の新記録で区間賞となった。

 5区を任された神野は、一色恭志(2年)と共に青学大の2枚看板。昨年は「花の2区」を任されたが、今年は「山登りの5区」を担当し抜群の登坂力ある走りを見せた。会見で神野は「1区から4区までの仲間の力」とした。

 1月3日の復路は、青学大=8時00分、明大=8時4分59秒、東洋大=8時6分49秒、駒大=8時7分25秒、中央学大=8時8分28秒、早大=8時9分4秒、東海大=8時9分57秒にスタートする。(他のチームは8時10分に一斉スタート)。

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