湯河原町は5月27日、スポーツを通じた住民参加型イベント「チャレンジデー」で宿毛市(高知県)に勝利した。
高知県宿毛市の旗(右)を掲げた湯河原町役場。左は湯河原町の旗
スポーツの習慣化と健康作りを目的に開かれた同イベント。人口規模がほぼ同じ自治体が、15分間以上継続して運動やスポーツをした住民数を「参加率」として競い合う。湯河原町は2万6387人の住民数で9022人が参加し、34.2%の達成率。対する宿毛市は2万1868人の住民数で5472人が参加し、25.0%となった。
対戦相手に敗れた自治体は、相手の旗を庁舎のメーンポールに1週間掲揚するユニークなルールがあるが、勝利した湯河原町でも宿毛市の旗を掲げて健闘をたたえた。
湯河原町広報室の鈴木友則さんは「イベントをきっかけに町民がスポーツを通して健康作りをしてもらえれば」と期待を寄せる。「宿毛市民の皆さんがとても身近に感じるようになった」とも。