箱根駅伝ミュージアム(箱根町箱根、TEL 0460-83-7511)で10月13日より、箱根駅伝を舞台にした映画「風が強く吹いている」の公開記念特別展が開催されている。
同作品は、陸上とはほとんど無縁の学生が大半を占める寄せ集めの大学陸上部が猛練習を経て、たった10人で箱根駅伝出場を目指すという直木賞作家・三浦しをんさんの同名小説を映画化したもの。同施設も映画制作の準備段階で協力している。
同展では、10月31日から全国でロードショー公開される同作品で実際に使用された「たすき」やユニホーム、ゴールテープ、のぼり、応援旗のほか、映画のストーリーやキャストを紹介するパネルや「風が強く吹いている」新聞(1号~10号)を期間限定で展示している。
館長の鈴木一朗さんは「来年の出場校も決定しこれから開催までますます話題が増えてくる箱根駅伝。学生ランナーたちの夢の舞台を描いた同作品の臨場感を味わってみてもらえれば」と話す。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、大人=500円、小・中学生=300円。12月13日まで。