小田原箱根地域も天候に恵まれ穏やかな迎春となり、初詣や箱根駅伝の応援に出かける人々の笑顔が明るい三が日となった。
1月1日の初日の出を観賞するため酒匂川(さかわがわ)河口には多くの人が集まり、幻想的な初日の出を迎えた。
毎年、同じ場所からの日の出を撮影している小澤宏さんは「今年は風もなく神秘的な光景になった。初日の出を観賞している人から『ウユニ塩湖みたい』(南アメリカ中央部ボリビアの南西部にある湖)との声もあがるほど幻想的な時間になった」と話す。
富士山東麓と丹沢山地西南部を主な源流とする酒匂川。丹沢山地と箱根の山々の間を流れて小田原で相模湾へと注ぐ。初日の出は河口一帯をオレンジ色に染めたるため「初日の出」の新スポットとして注目され、訪れる人も増えている。小澤さんは「今年が幸多かれと願う人も多い。穏やかな初日の出だった」と話す。