小田原で新年恒例の「消防出初め式」が1月11日、城址公園・二の丸広場やお堀端通りで行われ、まとい振り込み、はしご乗り、一斉放水、消防隊の車両分列行進などが披露された。
今年は「災害のない明るい新年を願って」をテーマに行われ、消防署部隊、消防団部隊、自衛消防部隊、特別参加団体など570人が参加。消防隊の車両分列行進には、消防ポンプ車、救助工作車、水難救助車、救急車、支援車、化学車など車両42台が走行した。
行進する消防隊の車両分列行進では、地域を守る隊員の姿が続き、地域の消防隊が通過すると観客から一段と拍手が高くなりかけ声もかかった。クライマックスとなる小田原城への一斉放水では、今までになくくっきりと虹が浮き上がり会場に歓声が響いた。