小田原の城址公園二の丸広場やお堀端通りで1月11日、恒例の「小田原消防出初め式」が行われ、多くの市民がまとい振り込み、はしご乗り、一斉放水などを楽しんだ。
小田原の出初め式は古式の「まとい振り込み」や「はしご乗り」を見るために近隣から訪れる人も多い。整然と行進する消防隊の車両分列行進では、地域を守る誇らしげで勇敢な隊員の姿が続く。自分の町内を守る分団が通過する際には一段と拍手が多くなる。風が強い中で行われた小田原城への一斉放水では、見事に虹が浮き上がり歓声が起きた。
「城下町だけあって見応えのある出初め式だった」「小田原城に向かって行われた一斉放水では今年も虹が出てうれしかった」「小田原を守る消防隊の車両分列行進には感動した。隊員の顔がきりりとして頼もしかった」などの声が上がっていた。