箱根ガラスの森美術館は(箱根町仙石原、0460-86-3111)、3月22日からの入館料を期間限定で一律500円とし、その全額を東日本大震災の義援金として寄付することを決めた。
同館では、震災後から入り口チケット売り場に募金箱を設置しており、計画停電の際には、停電中に入館する人に限り入館料を無料にするサービスを行っていた。22日からは募金箱設置と併せて入館料を全て500円とし、全額が箱根町健康福祉課を通じて日本赤十字社へ寄付されるという。
広報担当の田畑さんは「被災地の状況を見て、できることは何かと考えた。たくさんの皆さんが『義援金になるのなら行ってみよう』と思ってもらえるように、入館料を手軽なワンコインにした」と話す。
値引き期間は4月5日まで。計画停電の時間帯は一時休館する場合もあるので、事前の確認が必要。