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小田原市からボランティア派遣-尊徳ゆかりの地、相馬市へ

小田原駅西口からバスに乗り込み、現地へ向けて出発する

小田原駅西口からバスに乗り込み、現地へ向けて出発する

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 小田原市社会福祉協議会と小田原市は東日本大震災で被害を受けた福島県相馬市に災害ボランティアを派遣している。

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 小田原市と相馬市との関係は、江戸時代後期にさかのぼる。相馬藩士の富田高慶が二宮尊徳に入門し、尊徳が相馬藩の立て直しのために仕法書を作成、現地で大きな成功を収めたと伝えられる。そのことから現在までつながりが続いており、震災後は支援を行ってきた。

 ボランティアは毎週月曜に現地へおもむき、1週間の活動を行っている。5月23日は12名の参加者が小田原駅西口から出発。現地までは約6時間かかるという。

 市社会福祉協議会事務局長代理の遠藤貴文さんは「被災地では人出が必要で喜ばれている。小田原から参加したボランティア同士の絆も生まれている」と話す。時間の経過に伴い「がれきや泥の撤去などから現地でのニーズは変化しており、ニーズにあわせて作業を行っている」とも。

 ボランティア活動にあたっての持ち物・注意事項など事前確認が必要。参加するには連絡の上、災害ボランティア登録とボランティア活動保険の加入(自己負担)をする。申し込みは市社会福祉協議会(TEL 0465-35-4000、土曜・日曜・祝日休)まで。

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