松田町で8月27日、「第34回まつだ観光まつり」と「第12回あしがら花火大会」が開催される。
「まつだ観光まつり」はメーン会場を酒匂川町民親水公園に設け、ステージでダンスやライブなどを開催。会場の上流ではパラグライダーの搭乗体験も受け付ける。今回は地域の活性化を図るとともに被災地復興を願い、会場に義援金箱を設置する。「大名行列」を中心に行うパレードは松田小学校前交差点から会場までを約2時間かけて練り歩く。
夜を迎えると伝統行事「百八ッ火(ひゃくはって)」が点火される。松田山山頂付近に108の火をともす同行事は約300年前から行われている。毎年8月26日に行っていたことから「六夜の松明」とも言われる。夜の山に浮かぶ明かりが幻想的だという。
松田町・開成町の合同で開催する「あしがら花火大会」は、酒匂川河川敷から花火を望むことができる。会場の対岸からスターマインなど1400発が打ち上げられる。
松田町観光協会の髙橋宥二会長は「夏を締めくくるイベント。祭りでは、参加する各チームが工夫を凝らして出演するので、ぜひ楽しんでほしい」と話す。
百八ッ火の点火は19時。花火は20時から。周辺の交通規制はホームページで確認できる。