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湯河原温泉で「湯かけまつり」-女性みこし体験ツアーも参加

芸妓衆神輿にお湯をかける

芸妓衆神輿にお湯をかける

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湯河原温泉で5月24日、「湯かけまつり」が開催された。

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湯かけまつりは、 湯権現(湯の神)熊野神社(足柄下郡湯河原町)の例大祭と併せて行われ、古くから万病に効くと言われた湯河原の温泉を、たるに詰めて将軍様に献上する「湯道中」を再現したもの。その出発と道中の安全を祈願し、湯をかけてお払いをしていたことから、現在では湯に感謝の意を込める意味で行われている。

県道75号線(湯河原箱根仙石原線)に沿うように流れる千歳川上流に位置する「不動滝」から「泉公園」までの約2キロメートルの道のりを、地元神輿会のみこし3基、芸子衆のみこし1基と、女性みこし体験ツアー参加100人が担ぐ1基の計5基が練り歩く。沿道には1000たる(=約60トン)にも及ぶ同温泉の「湯」が並べられ、みこしめがけて「湯」をかける。

女性みこし体験ツアーのみこしは1995年から実施。湯河原温泉観光協会企画課長の久野木考一さんは「例年、4月初旬から募集を始めると、4月1週目でほとんど一杯になってしまう」と話す。

「祭りを見に来た方が、次回は担ぎ手になっているケースが多い。女性であれば年齢などは関係なく、みこしを担げれば問題ない。日常ではあまり体験できないみこし担ぎや、ずぶ濡れになるほどお湯にかかることで良いストレス解消になるのでは」とも。

湯河原温泉観光協会

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