湯河原温泉で5月23日、初夏を告げる恒例の「湯かけまつり」が開催される。
同イベントは江戸時代に起源を持ち、現在では木桶で組み上げたみこし5基が温泉街をパレードし、沿道の人々がみこしに威勢良くお湯をかける独特の祭り。
5基のみこしの担ぎ手のうち3基は地元のみこし会、1基は「湯河原芸妓」による芸妓みこし、残りの1基は観光協会で企画する「湯かけまつり神輿体験ツアー」参加者によるみこしとなっている。
当日は19時に「不動滝」を出発し、「観光会館前広場」を経て「泉公園」までの約2キロメートルの道のりを約2時間かけて練り歩く。
1995年から始まった「湯かけまつり神輿体験ツアー」は、女性のみ3人以上のグループ限定で先着順100人まで。現在も募集している。
湯河原温泉観光協会の久野木考一さんは「担ぎ手と観客とが一体となれる楽しい祭りなので、ぜひ参加してビショビショになって盛り上がってほしい」と話す。
ツアー参加費は1人 10,000円(湯かけまつりオリジナル半てん進呈、1泊2食付き)。問い合わせは湯河原温泉観光協会(TEL 0465-64-1234)まで。