旧黒田侯爵家の別邸だった小田原邸園交流館清閑亭(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)は、「政財界人の邸園巡りと小田原花街グルメツアー」(10月18日)と「東海道中箱根越え三大名物と老舗グルメいろいろ付きツアー」(10月25日)を開催する。
「政財界人の邸園巡りと小田原花街グルメツアー」で訪ねる「籠清(かごせい)」
歴史的な視点に立ち小田原の魅力と味を楽しむ2つのツアー企画。「政財界人の邸園巡りと小田原花街グルメツアー」では、近代日本を築いた政財界人の邸園巡りと、小田原の花街・老舗料亭を巡る、タイムスリップツアー。邸園や料亭の雰囲気を感じ、小田原の名産品を食べ歩きながら、明治の小田原を楽しむ趣向となる。
「東海道中箱根越え三大名物と老舗グルメいろいろ付きツアー」は、江戸時代の旅人は、小田原宿の三大名物である「梅干」「ういろう」「塩辛」を必ず手に入れ箱根を越えたと言われている。この当時から続く老舗を巡り、小田原の老舗グルメを味わうツアー。地魚グルメや老舗グルメを楽しむ。
運営を担当するNPO法人小田原まちづくり応援団の金山摩美さんは「政界人の邸園、花街などの明治時代の小田原と、箱根越え、梅干、ういろう、塩辛などの江戸時代の小田原を楽しむ2つのツアー。どちらをお選びになりますか」と話し、「ぜひご参加を」と呼びかける。
両ツアーとも、開催時間=10時~15時30分、定員=40人、参加費=3,000円。申し込みは清閑亭で受け付ける。