箱根登山鉄道が2014年11月に導入した新型車両3000型「アレグラ号」が、公益社団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」において、特別賞の「グッドデザイン地域づくりデザイン賞」を受賞した。
グッドデザイン賞受賞対象のなかで、豊かでゆとりのある国民生活の実現、地域経済の活性化、社会一般の福祉の増進など、経済・社会の発展に寄与するものに贈られる同特別賞。「アレグラ号」は、運転席前面に大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を設け、箱根の自然景観を楽しむことができると好評。
同社鉄道部の岡邦博さんは「『アレグラ号』は今の季節が一番。紅葉の黄色や赤色。緑色の中を走る「バーミリオンはこね色」の車体が映えてすばらしい。ぜひご乗車を」と呼び掛ける。同車両は「2015ローレル賞」も受賞している。