小田原の御幸の浜で「蒸気霧」 幻想的な日の出の光景見られる

小田原・御幸の浜で「蒸気霧」(または「けあらし」、写真=松下善彦さん)

小田原・御幸の浜で「蒸気霧」(または「けあらし」、写真=松下善彦さん)

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 小田原・御幸の浜(みゆきのはま)で12月29日の早朝、「蒸気霧」の現象が現れ、幻想的な日の出が見られた。

「蒸気霧」の中で太陽が昇る

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 1873(明治6)年、明治天皇と皇后がおそろいで漁夫の地引網をご覧になったことから「御幸の浜」と呼ばれるようになった同海岸。伊豆半島、三浦・房総半島も見渡せる景色のため散策のポイントとなっている。

 暖かな海面に冷たい空気が流れ込んで蒸気が発生する「蒸気霧」。「けあらし」とも呼ばれ幻想的な光景が見られる。御幸の浜の日の出は7時前。日が昇り始めると同時に霧が出て光が舞いながらきれいに輝き始めた。

 海岸でこの光景を見た人々から「きれい」「見られて幸運」などの声が聞こえた。同海岸では1月1日(6時45分頃)に、小田原水泳協会のメンバーが海に入り、海の安全と健康を祈願する「小田原元旦初泳ぎ」が予定されている。

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