小田原・箱根で1月1日、雄大な初日の出が見られ、ビューポイントでは拍手や歓声が上がり、その美しさに感動する人も多くいた。
初日の出の光を浴びて赤く染まる「紅富士」の様子(撮影=安藤涼子さん)
「MAZUDAターンパイク箱根」の小田原料金所が4時に開門となり、大観山にあるスカイラウンジには、「初日の出」と、その光で赤く染まる「紅富士」を楽しむバイカーや観光客が集まり始めた。
6時45分頃から東の空が赤く染まり初日の出が昇った。同ラウンジ2階のティーラウンジは「初日の出プレミアム入場パス」専用のフロアとなり、事前にチケットを購入した人々が絶景と共に初日の出を楽しんだ。同施設を運営する箱根ターンパイクの永井隆さんは「とてもすばらしい初日の出だった。今年は箱根に良いことがありそうでうれしい」と話す。
同ラウンジにある「ダムトラックスカフェ(dammtraxcafe)」では、ベトナムコーヒーをメーンにしたメニューで対応。同店・店長の安藤涼子さんは「今年は最高の初日の出だった。その光が富士山にあたり幻想的で神秘的な姿に感動した。バイカーの人々からベトナムコーヒーに高い評価を受けたのもうれしかった」と笑顔を見せる。
同ラウンジや駐車場は標高1011メートルで、箱根の山々や小田原、相模湾を一望できる絶景スポット。多くの人が初日の出のドラマを楽しんだ。