開成町立文命中学校(開成町吉田島)では現在、選挙管理委員会の協力を得て、記載台、投票箱などを使った生徒会選挙の実施にあたり、新たに公職選挙で用いられるものと同一のポスター掲示板を導入している。
生徒会の正・副会長、書記、会計の役員を投票で選出する同選挙。同校では以前から開成町選挙管理委員会と連携し、生徒が選挙について考えるきっかけとするため、実際の選挙で使う投票箱や投票記載台を採用。選挙権を持たない中学生にとって、授業では得られない貴重な経験となっている。
今回導入されたポスター掲示板は、実際の公職選挙で用いられるものと同一仕様の「2段6区画」。校内に設置され候補者が支持拡大を呼び掛けている。
同校の小田中大直教頭は「15日の投票日は、6校時(14時10分~14時55分)に行われる。各候補者が支持を呼び掛けるスピーチをして投票。新しい役員が決定する。生徒にはとても良い体験となる」と話す。