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湯河原で小冊子「人情ラーメン探訪」配布 クラウド本棚アプリでランキング1位

話題となっている「ゆがわら人情ラーメン探訪」

話題となっている「ゆがわら人情ラーメン探訪」

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 湯河原町は2月1日、ラーメンを取り上げた冊子「ゆがわら人情ラーメン」を作成し、観光立町の実現に弾みを付ける。

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 観光が基幹産業である湯河原町で、観光立町計画を総合的に推進するための組織として設置された「湯河原町観光立町推進会議」が監修する同冊子。ラーメンの味と歴史を地域活性の資産として活用することを目指して、湯河原のラーメン店を「中央・鍛冶屋エリア」「駅周辺エリア」「温泉場エリア」の3地域に分けて17店を紹介している。

 湯河原のラーメン店の歴史は1930(昭和5)年ごろオープンした「湯河原の味の大西」から始まるといわれている。精肉店を営んでいた同店では、特性を生かして豚肉と豚ガラのスープで作ったラーメンを提供していた。この「大西」で修業した人々が、湯河原、真鶴、小田原、平塚、松田などに店舗を出して現在に至り「小田原系」ともいわれている。

 同町観光課の宮下睦史さんは「湯河原にはたくさんの美味しいラーメン店があり、自慢の味を提供している。それぞれの店にはドラマも店主の心意気もある。ラーメンを食べに何度も来訪していただくことで湯河原町にもっと興味を持たれ、足を運んでいただければ地域のにぎわいになり、観光立町の推進にもつながる」と話す。

 同冊子をクラウド本棚アプリ「Side Books」(サイドブックス)で配信したところ、宮下さんは「サイト内で読まれている本のランキング1位(2月8日9時現在)を獲得した。湯河原町にとってラーメンは最強コンテンツとあらためて認識した。湯河原のラーメンを味わいに来ていただければ」と笑顔で呼び掛ける。

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