体験型地域交流サイト「Entaro(エンタロー)」が4月17日、小田原・箱根のFIT(海外個人旅行客)をメインターゲットにして開設された。
エリアコンシェルの前島真弓さんを中心に、箱根などの旅館の英語化を事業として手掛けるHOEIGOのジェフリー・ギャリッシュさん、真鶴観光協会の柴山高幸さんの3人と、支援する一般社団法人オダワラブの山居是文さんの4者で立ち上げたエンタロー。
小田原、箱根、真鶴、湯河原、足柄などの地域で、今日・明日に体験できるさまざまなアクティビティーの検索と予約、イベント情報、エリア情報などを、地域を訪れる観光客へ届ける。プログラムとしては、着物で街歩き、すし作り、和菓子作り、お茶摘み、生花の手ほどきなど10種類を用意。今後も随時追加していく予定。
前島さんは「『Start Up Weekend Manazuru(スタートアップ真鶴)』から誕生したプロジェクトで、エリアを小田原、箱根、足柄、湯河原などに拡大して発信している。訪ねてくる観光客に、地域の魅力を体験して知ってもらい、楽しい思い出にしてもらうことを目指している。地域の人々と交流し、体験で感動し、記憶として心に刻まれてもらえれば」と話す。